平和のために、デザインには何ができるだろう？

国際NGOテラ・ルネッサンスのデザイナー小田起世和による12年間のデザインを総覧する企画展。地雷、難民、貧困など社会課題の解決には市民をはじめとした様々なステークホルダーとの関係する力が必要です。

寄付を集める、信頼を育む、哲学を伝える、課題解決の先で社会を変えるために必要なデザインとは。本展ではグラフィック、コピーライティング、プロダクト、映像など具体的なコミュニケーション事例から、平和に先駆けるデザインに迫ります。

熊本会場の様子

▼開催概要

会場：樂ギャラリー
住所：〒850-0853 長崎県長崎市浜町3-23 浜せんビル4F
アクセス：「観光通り」電停から徒歩5分 /「浜町アーケード」電停から徒歩5分
会期：2024年4月26日（金）〜4月28日（日）
開催時間：10:00〜19:00　※最終日は16:00まで
入場料：無料

主催：Design for Peace 実行委員会
協力：認定NPO法人テラ・ルネッサンス
応援：クラウドファンディングでご支援いただいた皆さま
特別応援：あぶら / Hiroki Ikeda
公式サイト：https://designforpeace.stores.jp/

▼プロフィール

小田起世和（おだきよと）
1988年、長崎県生まれ。被爆三世。2008年、核兵器廃絶を目的に活動する「高校生一万人署名活動」に参加したことをきっかけに、平和について高い関心をもつ。2011年、熊本県の崇城大学芸術学部を卒業。新卒で東京のデザイン会社に入社したものの６ヶ月あまりで倒産、一時路頭に迷う。その後、京都への移住を機に独立。2012年、テラ・ルネッサンスの広報物を制作以降、「デザインの力を平和のために発揮したい」というミッションのもと、あらゆるデザイン業務に従事。2014年に同団体へ入職以降、広報・ファンドレイジングのマネジメントを担い、チーム体制によるファンドレイジング基盤を構築。2021年には同団体の新たな部署として「ブランディングデザイン室」を創設、組織経営のためのデザインを実践している。2023年、同団体の退職を機に過去のデザイン群を総覧する企画を構想。クラウドファンディングで160万円を調達し、事例集の制作および展示会を全国4ヶ所（東京、京都、熊本、長崎）で開催。2024年5月より、個人事業主として様々なNPO・NGOの広報ファンドレイジング、デザイン、経営管理などに携わる。